国に頼るな、自分で生きろ!
国際事業家・国際投資家として日本人に気づいて欲しい情報や現実を書いていきます。
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ジム・ロジャーズの答え
いまマーケットは6月17日に迫ったギリシャ再選挙の話題で持ちきりだが、私に言わせれば、選挙結果がどっちに転ぼうと関係ない。いずれにしてもヨーロッパの危機は悪化し続ける運命にある。
ギリシャが抱える根本的な問題は債務が増え続けていることにあり、これを処理できない限り、選挙で誰が勝っても問題は悪化していくだけだからだ。
これからヨーロッパではさらなる破産と混乱が起きるだろう。ヨーロッパが世界最大の経済圏であることを考えると、影響はアメリカにも日本にも中国にも、つまりは世界中すべての国に及ぶ。そして経済がどんどん減速し、破産が続いていくのだ。
私は今後10年以内に、ヨーロッパだけでなく、世界中で多くの国が破産していくと見ている。アメリカでさえも破産するかもしれない。破産とはつまり、デフォルト(債務不履行)になることであり、あるいは巨大なインフレ(物価上昇)になることだ。
最終的には、1929年の世界恐慌のような状態になるだろう。いつそうなるかはわからない。来年かもしれないし、2014年、2020年かもしれない。しかし、世界恐慌のような状況が再び来てしまうことは確かだ。誰かが、すぐに問題解決に当たらない限りは。
ジム・ロジャーズ。投資家。1970年代にジョージ・ソロス氏とともに「クォンタム・ファンド」を設立し、約10年間で4200%もの驚異的な利回りを上げた。現在はシンガポールを拠点に、投資活動を続ける。
そんな氏が本誌の独占インタビューに応じた。世界経済、日本経済の見通しと、われわれにとっていま必要な資産防衛の極意を語ってくれた。
莫大な債務を抱えているのはギリシャだけではない。ヨーロッパの各国、アメリカ、日本も同じように債務の問題を負っている。
各国の政府は、この50年間ずっと、ただただ予算をばら撒き続けてきた。おカネがないのに、債務を膨らませる(国債を刷って借金をする)ことで政府支出を増やして、経済を拡大させてきた。これがもう限界に近づいてきている。
歴史を振り返ると、世界経済は4〜6年周期でリセッション(景気後退)に見舞われていることがわかる。そして2002年より、2008年のほう が、より悪質なリセッションになっている。これはリセッションのたびに債務が膨れ上がり、それがまたリセッションを呼ぶという悪循環の罠にはまっているか らだ。
どこの国の政府も、債務問題を解決する方法を見つけられていない。だから、同じことが、これから数百年間も繰り返し続いていくのだろう。
世界が終わる日
1970年代に非常に似てきたと思わないか。つまりはインフレとともにリセッションが起きる、スタッグフレーションが巻き起こる状況のことだ。これからインフレとリセッションが同時に起きる事態はさらに進んでいくと思う。


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